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友人さんのためのデジタル一眼レフ講座 Vol.2〜ピントの合わせ方(その2)〜

2012年08月03日 16:33

前回、ピントを正確に合わせるためのカメラ側の設定、およびピントの合わせ方の基礎としての「フォーカスロック」についてお話ししました。

このフォーカスロック、および「カメラ任せではなくて一点集中型のピント合わせ設定」は、いつもこのままにしなければいけないのか?あるいは、カメラ任せの設定はダメなのか?

答えはNOです。時としては、ピント合わせをカメラに任せなくてはならない時もあるんです。

それはいったい、どういう場合か?

例えば旅行とかに出て、きれいな風景の写真を撮りたい、という状況になったとしましょう。

周りには、青空があり、山があり、森林があり・・・見ていると、全部きれいに撮りたいものです。

では、その風景を撮影するとき、どこにピントを合わせればいいのか?

前回教えたフォーカスロックを使って、どこに焦点を当てればいいのか>

青空か?

山か?

森林か?

答えはどれも違います。では、正解は何か?


正解は、「全部にピントを当てればいい」のです。


しかし、一点集中型のカメラ設定、そしてフォーカスロックでは、ピントを合わせる場所は1つしか決められません。

こういう場合、どうすればいいのか?

自分ではどこにピントを合わせればいいのかわからない時、まさに「カメラ任せ」にすればいいのです。


その設定方法ですが、前回の記事で教えたピント合わせの操作を行い、「シングルポイントAF」(=一点集中型)の設定から「オートエリアAF」(カメラ任せ)に戻すだけです。

こうして風景にピントを合わせると、さっきの一点集中型のピントとは違い、一気に多くのポイントでピントが合うようになっているんです。

これでシャッターを切ると、全部の領域にピントが合った写真が撮れるんです。

具体的には、こんな感じでしょうか。

5D3-001a.jpg
Canon EOS 5D Mark III feat. EF17-40mm F4 L USM F11 ISO100

基本的には、「遠近の違いがある場所ではフォーカスロック、そしてかなり距離が離れた風景の写真ならカメラ任せ」という感覚を覚えていただけたら、大部分はこの設定でいい写真が撮れます。

ちなみに前回の記事で後輩君のコメントにあった、Canon EOS Kiss X3におけるフォーカス設定についてですが、EOSの場合はボディ裏側の右上にある、「フォーカス設定ボタン」を押してから十字ボタンで操作し、最後に十字ボタンの真ん中にあるSETを押すと、ライブビューでない状態でもカメラ任せとシングルポイントの設定を変えることができます(モードダイヤルがP、Av、Tv、Mの時)。十字ボタンで横を連打すると、カメラ任せ(=フォーカスの点が全てついている状態)になります。

kissx001.jpg

次回は「写真の明るさを簡単に変える方法」についてお話しします。
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